三重県には、絶景が見れる魅力的な登山スポットが多数あります。美しい風景を眺めるだけで、気分がリフレッシュされること間違いありません。
しかし、たくさんありすぎるとどこに行けばいいか迷ってしまう方も多いです。

そこで、三重県で絶景が見れるおすすめの登山スポット10選を紹介します。三重県で絶景が見れる登山スポットを探している方は、ぜひ参考にしてください。

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三重県で絶景が見れる登山スポット10選

三重で絶景が見える登山スポットを紹介します。

 

三重県の絶景登山スポット①：御在所岳

御在所岳（ございしょだけ）は、三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の県境にそびえる標高1,212mの山です。三重県が誇る名山で、日本二百名山や鈴鹿セブンマウンテンなどにも選ばれています。御在所山上まではロープウェイでも登ることができるため、小さなお子様のいるファミリーやご年配の方でも山の絶景を楽しめます。

そんな御在所岳でオススメの絶景スポットは、御在所岳山頂にある展望台です。御在所岳の山頂には展望台が5箇所あり、それぞれ違った景色を楽しむことができます。その中でも特にオススメなのが「富士見岩展望台」で、下が断崖になっているため目の前を遮るものが何もなく大パノラマで景色を楽しめます。

また紅葉シーズンになると、ツツジ科の赤、クスノキ科の黄色、針葉樹の緑など色鮮やかな木々をいたる所で楽しめます。標高1,200ｍの山頂から色づき始め、1ヶ月以上かけてふもとの街へ彩りが移っていくため、長期間紅葉を楽しめます。

三重県で絶景を見たいなら、まず御在所岳がおすすめです。

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三重県の絶景登山スポット②：竜ヶ岳

竜ヶ岳（りゅうがだけ）は、三重県いなべ市と滋賀県東近江市にまたがる標高1,099mの山です。竜ヶ岳のふもとにはキャンプ場もあるので、テント泊をして登山を楽しむこともできます。

そんな竜ヶ岳でオススメの絶景は、5月中旬頃に山頂付近で見ることができる「シロヤシオ」の花です。まるで羊が群れているように見えることから「白い羊の群れ」とも呼ばれ、その群れを見るために竜ヶ岳を登山される方も多いです。

また、秋にはそれらが紅葉し「赤い羊の群れ」になり、そちらの景色もまた素晴らしいです。

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三重県の絶景登山スポット③：藤原岳

藤原岳（ふじわらだけ）は、鈴鹿国定公園の三重県いなべ市と滋賀県東近江市との境界にある標高1,144mの山です。登山コースもきれいに整備されており、急登がほとんどないため、登山初心者にも歩きやすい山です。

そんな藤原岳は、植物が豊富で花の名所として知られており、四季折々で美しい植物を楽しむことができます。その中でも特にオススメなのが、春先に9合目付近で見られる「福寿草（フクジュソウ）」の花の群生です。雪解けしたばかりの地面に力強く咲いている姿は生命力を感じさせます。

他にも、春ならセツブンソウやカタクリ、夏ならバイケイソウやトリカブト、秋ならガマスミの赤い実や広葉樹などさまざまな植物を楽しむことができます。

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三重県の絶景登山スポット④：釈迦ケ岳

釈迦ケ岳（しゃかがたけ）は、三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境界にある標高1,092mの山です。鈴鹿山脈のほぼ真ん中に位置しています。釈迦ケ岳の名前の由来は、山容が「お釈迦様の寝姿に似ている」ことから名付けられたとされています。

そんな釈迦ケ岳で有名な絶景スポットは、中尾根ルートで見ることができる「大蔭のガレ」と呼ばれるキレット（山と山をつなぐ尾根が深く切り落ちている場所）です。自然の力によって浸食された荒々しい姿は、とても迫力があります。

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三重県の絶景登山スポット⑤：大台ヶ原山

大台ヶ原山（おおだいがはらやま）は、奈良県と三重県の県境にまたがる標高1,695mの山です。日本一の多雨地帯として知られ、その気象条件から日本を代表する原生林を形成し、さまざまな動植物の楽園となっています。1980年には国際連合教育科学文化機関の生物圏保護区（ユネスコエコパーク）にも登録されました。

そんな大台ヶ原山では、原生林ならではの豊かな自然をいたるところで感じられます。その中でも特にオススメの絶景スポットは、東大台コースで見れる「大蛇嵓（だいじゃぐら）」。その名の通り大きな蛇の頭の形をした岩場の展望台で、先端から下に見える谷底は実に高低差1,000ｍもあり、まさに大絶景を体感できます。

 

三重県の絶景登山スポット⑥：錫杖ヶ岳

錫杖ヶ岳（しゃくじょうがたけ）は、三重県の亀山市加太向井と津市芸濃町との境界にあるにある標高676mの山です。山頂部のゴツゴツした見た目から、かつては雀頭山（じゃくとうさん）とも呼ばれていました。錫杖ヶ岳は歩きやすく整備された道が多く、登山初心者の方でも楽しめる山です。

そんな錫杖ヶ岳のオススメの絶景は、山頂から眺める360度パノラマビュー。鈴鹿山脈の山々や津市〜亀山市の町並み、伊勢湾を一望できます。また、山頂付近にはテーブルとベンチを備えた休憩スペースがあり、景色を眺めながら休憩や食事を楽しむことができます。

出典:公益社団法人 三重県観光連盟

▲錫杖湖から山頂を目指した動画です。

▲名阪国道向井ICから近い向井登山道

 

三重県の絶景登山スポット⑦：入道ヶ岳

入道ヶ岳（にゅうどうがたけ）は、三重県鈴鹿市にある標高906mの山です。鈴鹿セブンマウンテンおよび近畿百名山の1つで、鈴鹿セブンマウンテンの中では標高が１番低い山。

そんな入道ヶ岳でオススメの絶景スポットは、見晴らしの良い山頂に建つ大鳥居です。入道ヶ岳は山麓にある「椿大神社（つばきおおかみやしろ）」の御神体として崇められているため、山頂に白い大鳥居が建ってます。別名「天空の鳥居」とも呼ばれており、360度の大展望の中にそびえ立つ姿はまさにフォトジェニックです。

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三重県の絶景登山スポット⑧：鎌ヶ岳

鎌ヶ岳（かまがたけ）は、三重県三重郡菰野町と滋賀県甲賀市にまたがる標高1,161mの山です。鈴鹿国定公園内にあり、関西百名山および鈴鹿セブンマウンテンのひとつに選定されています。鈴鹿山脈でひときわ尖がっている山で、「鈴鹿のマッターホルン」と呼ばれることもあります。

そんな鎌ヶ岳のオススメの絶景スポットは、山頂からの眺めです。鎌ヶ岳は山頂が尖っているだけあって見晴らしが抜群で、360度の展望が可能です。東側に広がる伊勢湾や濃尾平野、手前の山では北東の方角に養老山脈、南を向くと入道ヶ岳や雲母峰を見ることができます。

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三重県の絶景登山スポット⑨：倶留尊山

倶留尊山（くろそやま）は、三重県津市と奈良県宇陀郡曽爾村にまたがる標高1,037mの山です。日本三百名山の一つに数えられています。「倶留尊（くろそ）」の名は、山の近くに祀られている「倶留尊石仏」にちなんでつけられたとされています。

そんな倶留尊山でオススメの絶景は、11月頃に見ることのできる「曽爾高原(そにこうげん)」のススキの大群落です。曽爾高原は倶留尊山のふもとに広がる広大な高原で、秋になると黄金に輝くススキに染まります。ススキが波のように揺れる姿は、まるで「風の谷のナウシカ」に出てくる黄金の草原を彷彿させてくれます。

また、夏の新緑の風景もまた違った美しさになります。

 

三重県の絶景登山スポット⑩：経ヶ峰

経ヶ峰（きょうがみね）は、三重県津市安濃町、芸濃町、美里町をまたぐ標高819mの山です。標高819mの語呂合わせから「ハイク（ハイキング）」の山として親しまれています。山名の由来は、長野家の家臣、進藤左金吾が写経した大般若経100巻を経ヶ峰山頂に埋納したことから来ているとされています。

そんな経ヶ峰のオススメの絶景スポットは、山頂にある展望台からの眺めです。経ヶ峰の頂上には、木組みの展望台が整備されており、そこから錫杖岳、鈴鹿連峰、伊勢平野、知多半島、青山高原、笠取山などを一望できます。また、天気が良ければ富士山が見えることもあります。

▲経ヶ峰のコースイメージがわかりやすい動画です

 

まとめ

三重県で絶景が見れる登山スポットは多数あります。どれも素晴らしい山ばかりです。

それぞれ違う良さがあるため、本記事で紹介した情報を参考に、どの山に行こうか決めてみてください。

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