お役立ちコラム
シニア旅行で求めるものとは?おすすめの行先や楽しむための注意点も紹介
旅行は、日常では体験できないことを楽しめる絶好の機会です。
シニア世代の旅行ニーズは増加しており、旅の行き先を検討している方もいるのではないでしょうか。
行き先を決める際は、目的を明確にすることが大切です。
この記事では、シニア世代が旅行で求めているものを目的別にまとめました。
行き先を選ぶポイントや注意点についても、あわせて紹介しています。
満足度の高いシニア旅行を実現したい方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。
目次:項目選択でジャンプします ▼御在所ロープウェイまで徒歩1分!“ホテル湯の本”の日帰りプランはこちら
シニア旅行のニーズが増加している理由
シニア旅行のニーズが増加している理由は、健康寿命の延伸率が伸びているためです。
健康寿命とは、日常生活が制限されず健康的に生活できる期間をいいます。
平均寿命と健康寿命の差は介護などを必要とするため、いわゆる健康ではない期間です。
厚生労働省の「健康寿命の令和4年値について」によると、令和4年時点における健康寿命の差は男女ともに令和元年時に比べて縮まっています。
延伸率が伸びていることで健康な期間が長くなり、旅行が身近になったと考えられます。
また、旅行は散策により運動量が増えたり新たな発見などにより脳の活性化が期待できたりと、健康に良い影響をもたらすことも、シニア旅行のニーズが増加している理由です。
シニア世代が国内旅行で求めるもの
シニア世代は、国内旅行で以下の楽しみを求めています。
- 観光
- 温泉
- グルメ
目的①:観光
シニア世代は旅行で、名所や景勝地などの観光を目的とするケースが多く見られます。
ほかの地域を訪れ、異なる風景や食べ物、文化に触れることは脳へ良い刺激をもたらします。
シニアにおすすめの観光地は、以下のエリアです。
- 沖縄県:エメラルドグリーンのオーシャンビューを楽しめるリゾート地
- 京都府:歴史的建造物が残る日本の古都
- 広島県:厳島神社や原爆ドームなど一度は見るべき世界遺産が多数
- 石川県:兼六園やひがし茶屋街など歴史的な街並みを散策
- 東京都:浅草や東京スカイツリーなど定番から歴史的なスポットまで魅力が満載
国内には魅力的なスポットが多数あるため、各エリアの魅力や普段では味わえない体験を楽しみたい方は、人気観光地を訪れましょう。
目的②:温泉
温泉地でのんびりくつろぐ旅行スタイルも、シニア世代に多い傾向です。
日本には各地に温泉地があり、魅力も異なります。
温泉であれば、足腰が弱い方でものんびりしたひと時を過ごせるため、旅行を楽しめます。
シニア世代に人気があるのは、次のような温泉地です。
- 熱海温泉(静岡県):1,200年の歴史を誇る湾岸エリアの温泉地
- 別府温泉(大分県):泉質などが異なる温泉が8か所あり、日本有数の源泉数と湧出量を誇る温泉地
- 草津温泉(群馬県):自然湧出量日本一の湯量と優れた治癒効能があり、多くの歴史的人物が訪れた温泉地
バリアフリー対応や段差が少ない施設もあるため、贅沢なひと時を満喫したい場合はシニア旅行先として、人気温泉地を検討してみてはいかがでしょうか。
目的③:グルメ
エリアならではのグルメを楽しむのも、シニア旅行の楽しみ方です。
ご当地グルメはエリアによって異なるため、その土地ならではの食文化を堪能するのもよいでしょう。
グルメが人気のシニア向けエリアは、以下のとおりです。
- 北海道:海の幸や広大な土地で育った野菜、肉など絶品グルメが満載
- 福岡県:博多ラーメンやもつ鍋、明太子など満足度の高いグルメばかり!屋台で食べるのもおすすめ
- 香川県:骨付き鶏や和三盆など、讃岐うどん以外にもご当地グルメが豊富
満足度の高いシニア旅行を楽しみたい場合は、グルメが人気のエリアへ足を運んでみましょう。
シニア旅行の行先を選ぶポイント
シニア旅行の良き先を選ぶ際は、以下3つのポイントを押さえましょう。
- ゆったり旅を楽しむツアーを利用する
- ホテルや旅館で過ごす時間を重視する
- バリアフリー対応のエリアを選ぶ
ポイント①:ゆったり旅を楽しむツアーを利用する
シニア向けのツアーを利用すると、歩く距離が短い旅行プランを立ててくれます。
ツアーではシニアの方が無理のないよう適切なプランを立ててくれるため、ゆったり旅を楽しめるのが特徴です。
なかには、トイレ付きバスや介護資格を持つスタッフが同行するツアーを用意している旅行会社もあり、安心して旅行を満喫できます。
できる限り歩く負担を抑えたい方は、スケジュールに余裕があるシニア旅行ツアーから行き先を選ぶのもおすすめです。
ポイント②:ホテルや旅館で過ごす時間を重視する
シニア旅行の行き先として、ホテルや旅館で過ごす時間をメインに計画を立てるのもおすすめです。
宿泊施設によっては、オーシャンビューや緑に囲まれたロケーションなど、絶景を堪能しながら過ごせます。
また、露天風呂付き客室や部屋食など、部屋で楽しめるプランを選び、プライベートタイムを満喫するのも楽しみ方の1つです。
ホテルや旅館では、足腰に負担がかかりにくい設計となっている部屋を選べるため、時間を忘れてのんびり過ごせるでしょう。
ポイント③:バリアフリー対応のエリアを選ぶ
観光スポットを巡りたい場合は、バリアフリー対応のエリアを選びましょう。
バリアフリー対応でなければ、階段や段差が多かったり通路が狭かったりします。
移動に負担がかかると、旅行を楽しめない可能性があるでしょう。
たとえば、エレベーター設備のある施設や通路が平坦などの観光スポットを選ぶと、安心して過ごせます。
車いすでもストレスなく旅行を楽しめるため、充実した時間を過ごせます。
シニア旅行の行き先を選ぶ際は、体力面を考慮のうえ検討するのが大切です。
シニア旅行で準備しておくべき注意点
シニア旅行で準備しておくべき注意点は、以下の3つです。
- 内服薬・常備薬を多めに持参する
- 気候・天候に適した服装を準備する
- スケジュールにゆとりを持つ
注意点①:内服薬・常備薬を多めに持参する
シニア旅行の際は、内服薬・常備薬を多めに持って行きましょう。
旅行では環境が変化しやすいため、体調を崩してしまいがちです。
万が一、体調が悪くなってしまうと、せっかくの計画が台無しになってしまいます。
旅行の途中で内服薬が切れてしまわないよう、あらかじめ予備を多めに準備することが大切です。
また、旅行では移動がつきものです。
酔い止め薬や鎮痛薬なども準備しておくと、安心して旅行を楽しめます。
注意点②:気候・天候に適した服装を準備する
シニア旅行では、観光地の気候や天候に注意しなければなりません。
観光地の気候や天候に適していない服装は、体調に影響を与える原因になります。
エリアによっては、春や夏でも朝夜が肌寒い場合があるため、羽織を準備しておくと安心です。
また、天気が急変するケースも珍しくありません。
雨具を持っておくなど、事前準備が重要です。
旅行先へ行く前に気候や天候をチェックして、適切な服装を整えることがポイントです。
注意点③:スケジュールにゆとりを持つ
シニア旅行では、スケジュールにゆとり持ったプランを立てましょう。
タイトなスケジュールは、疲れやすかったり体調を崩したりする原因になるためです。
計画を立てる際は、移動時間を長めにとるとのんびりした旅を楽しめます。
また、持病がある場合に移動の多い観光地を選ぶと、負担が大きい可能性があります。
持病や体調にあわせて、ゆったり過ごせるプランを検討することが充実したシニア旅行を満喫するコツです。
ゆったり過ごすシニア旅行が目的なら湯の本温泉がおすすめ
ゆったり過ごせるシニア旅行が目的なら、三重県の湯の山温泉がおすすめです。
湯の山温泉は三重県の北部にあり、名古屋駅からのアクセスに優れています。
湯の山温泉は鈴鹿山脈の一つである御在所岳の麓にあり、御在所ロープウェイを使って片道登山をすることもできます。
御在所岳の標高は1,212mで低山に該当し、体力にあまり自信がない方でも登頂可能なので、自然散策を楽しみたい方にもピッタリです。
湯の山温泉には15ほどの旅館やホテルがあり、施設によって源泉が異なるのも魅力的。
日帰り入浴にも対応しているので、湯めぐりを満喫するのもおすすめです。
湯の山温泉に宿泊する際はホテル湯の本
ホテル湯の本は、御在所ロープウェイ乗り場から徒歩30秒の好立地で、湯の山温泉の一人旅における拠点としてピッタリです。
露天風呂からは雄大な鈴鹿山脈はもちろん、四日市市街や名古屋市街を一望できます。
期間限定プランや登山・トレッキングプランなど、一人旅ニーズに合わせた宿泊プランもご用意。
また、宿泊するほどの時間を取れない方に向けて、お部屋で昼食を満喫できる日帰りプランもあります。
登山と温泉をセットで楽しめる一人旅を計画する際は、ホテル湯の本をぜひご利用ください。
ホテル湯の本へのアクセスはこちら。
以下の記事では、湯の山温泉へのアクセス方法について解説しています。
【関連記事】三重県の湯の山温泉はどこにある?アクセス・魅力・おすすめスポットも紹介
湯の山温泉でおすすめしたいシニア旅行のモデルプラン
湯の山温泉を訪れた際のシニア向けおすすめプランをご紹介します。
◎一日目
- お昼前に湯の山温泉駅に到着、アクアイグニスにてランチ
- バスで御在所ロープウェイ前まで移動、御在所ロープウェイに乗って山頂へ
- 山頂の散策と景色を堪能し、山頂カフェでホッと一息
- 御在所ロープウェイを下りてホテルにチェックイン、自分時間を満喫
◎二日目
- 湯の山温泉周辺のパワースポットめぐり
- Cafe Suimeiでランチ
- パラミタミュージアムでアート鑑賞
お昼前に到着して、御在所ロープウェイと温泉街の周辺を中心にスポットを巡るプランがおすすめです。
以下の記事で湯の山温泉周辺の観光地を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
【関連記事】湯の山温泉周辺の観光地10選!観光を楽しんだ後は温泉に浸かろう
まとめ:シニア旅行を楽しむためには事前準備と計画が重要
シニア旅行を楽しむためには観光やグルメ、温泉など、旅行をするにあたって求めているものを明確にする必要があります。
目的を明確にすると、行き先を絞り込みやすくなるだけでなく、旅の満足度も高まりやすいです。
本記事の内容を参考に、シニア旅行を満喫できる計画を立ててみましょう。
登山と温泉をセットで楽しむシニア旅行なら、湯の山温泉にあるホテル湯の本がおすすめ。
期間限定プランや登山・トレッキングプランなど、各種宿泊プランをご用意しています。
湯の山温泉駅からの送迎にも対応しているので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
【関連記事】湯の山温泉周辺で桜が見られるおすすめスポット5選!見頃や咲いている種類は?
【関連記事】湯の山温泉周辺のおすすめランチスポット15選!日帰りで湯の山温泉を楽しもう!
【関連記事】三重県菰野町の周辺のパワースポット10選!訪れる際の注意点も紹介!
この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
Copyright © HOTEL YUNOMOTO. All Rights Reserved.