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三重県でおすすめの城跡7選!見どころ・歴史的背景・楽しみ方を解説

三重県でおすすめの城跡7選!見どころ・歴史的背景・楽しみ方を解説

三重県には、歴史の残る城跡が多数残っており、それぞれに魅力があります。
城跡によって歴史的背景や工法が異なるため、見どころを踏まえたうえで訪れるスポットを検討することがおすすめです。

この記事では、三重県でおすすめの城跡スポットを7か所紹介しています。
各城跡スポットの見どころや歴史的背景、楽しみ方などをまとめました。
三重県で城跡巡りを楽しみたい方や御城印を集めている方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。

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三重県でおすすめの城跡7選

三重県でおすすめの城跡は、以下の7か所です。

  1. 津城跡【津市】
  2. 亀山城跡【亀山市】
  3. 松坂城跡【松阪市】
  4. 赤木城跡【熊野市】
  5. 田丸城跡【玉城町】
  6. 桑名城跡【桑名市】
  7. 鳥羽城跡【鳥羽市】

 

おすすめ①:津城跡【津市】

津城跡は津市の中心部にあり、続日本100名城に認定されています。
津城は、織田信長の弟となる織田信包によって1580年(天正8年)に建てられ、その後築城の名手・藤堂高虎によって大改修されました。

現在は本丸と西の丸、内堀の一部が現存し、公園として整備されているため、市民の憩いの場となっています。
津城では藤堂高虎が石垣づくりの際に使用した算木積みや犬走り、矢穴などの工法が見られます。
また、庭園は日本庭園と西洋庭園の2つがあり、桜や紅葉など四季折々の姿を楽しめるのも見どころの1つです。

石垣づくりの名人といわれた藤堂高虎石垣をご覧になりたい方は、ぜひ津城跡へ足を運んでみましょう。

 

おすすめ②:亀山城跡【亀山市】

亀山城跡は、岡本宗憲によって1590年(天正18年)に建てられ、天守もあげられてたといわれています。
しかし、一説によると1632年(寛永9年)に現在の京都府亀岡市にある丹波亀山城の修築を幕府より命じられた堀尾忠晴が、誤って三重県の亀山城を解体してしまったそうです。

1644年〜1648年に当時城主となった本多俊次が天守跡に多門櫓(たもんやぐら)を建てました。
多門櫓とは、長屋のように細長い建物のことです。

多門櫓は武器庫として建てられ、明治時代には士族授産の木綿段通 (もめんだんつう)工場として使用されていたため、今もなお残っています。
なお、多門櫓は唯一現存する城郭建造物として、県史跡及び県有形文化財に指定されています。

 

おすすめ③:松坂城跡【松阪市】

松坂城跡は、1588年(天正16年)に蒲生氏郷によってわずか3年で建てられた平山城です。
現在、松坂城自体はありませんが、石垣が現存していることから見どころとなっています。

松坂城が建てられた当初の石垣は、自然石がそのままの形で積み上げられた野面積みと呼ばれる工法でした。
しかし、江戸時代に石垣を修復した際は、表面をノミで荒削りに加工して形を整えてから積み上げる打込みハギや、長方形の石材を長短交互に積み上げていく算木積みと呼ばれる工法を用いています。

松坂城を建てるために大量の石材が必要だったため、松阪エリア周辺の石を集めていたことから、石棺の蓋もあったそうです。
そのため、石棺の蓋は天守台などに残っているため見ることができます。

なお、松坂城跡は2006年(平成18年)に日本100名城に、2011年(平成23年)には国指定史跡に指定されています。

 

おすすめ④:赤木城跡【熊野市】

赤木城跡は、1589年(天正17年)ごろ築城の名手・藤堂高虎によって建てられました。
当時、厳しい支配に対して大規模な一揆が起こったため、取り締まりのために築城したと考えられています。

中世と近世の築城法を併用した平山城で、朝もやに浮かぶ赤木城跡は幻想的なことから「天空の城」ともいわれています。

赤木城跡では、藤堂高虎によってつくられた石垣が現存しているため、訪れた際はぜひチェックしてみてください。
また、赤木城跡の主郭は、桜の名所としても有名です。

 

おすすめ⑤:田丸城跡【玉城町】

田丸城跡は1336年(延元元年)に、北畠親房によって建てられ、戦国時代に多くの武将が居城した南伊勢髄一の名城です。
織田信長の次男・織田信雄や稲葉氏、藤堂氏、久野氏と城主が変わっています。
久野氏が城主の際、田丸城跡は中世の古城と呼ばれており、老朽化により何度も修繕が行われました。

しかし、1649年(慶安2年)に激しい雨風によって田丸城跡の天守が崩落したといわれています。
1871年(明治4年)には、城郭建造物を解体・処分し、現在は石垣や堀、一部の建物が残っているだけです。

田丸城跡は、自然の岩の形状を活かして積み上げる野面積みと呼ばれる工法でした。
桜や紅葉、冬にはライトアップと四季折々の情景を楽しめるのが田丸城跡の魅力です。

 

おすすめ⑥:桑名城跡【桑名市】

桑名城跡は、1601年(慶長6年)に本多忠勝によって建てられました。
しかし、1868年(慶応4年)の戊辰戦争で桑名藩は新政府軍に敗北し、1875年(明治8年)に旧桑名城の土地建物は払い下げられました。

旧桑名城の石垣の石は、四日市港をつくる際に使われたといわれています。
1928年(昭和3年)に桑名城の本丸跡と二の丸跡には九華公園が造られ、1942年に城跡の一部が県指定史跡となりました。

九華公園は約7.20haの広さがあり、桜やつつじが植えられています。
4月にはさくらまつり、5月は金魚まつりなど、季節によってさまざまなイベントが開催されているほか、園内には松平定綱と松平定信を祭る鎮国守国神社があります。

 

おすすめ⑦:鳥羽城跡【鳥羽市】

鳥羽城跡は、1594年(文禄3年)に九鬼嘉隆によって建てられました。
大手門は海に開いた水門で、海側に突出して造られている、いわゆる海城になっており、全国でも珍しい形をしているのが特徴です。
1869年(明治2年)に版籍奉還によって鳥羽城は官有地となり、1871年(明治4年)には天守をはじめ城郭の建物、城門などが取り壊されました。

昭和に入ると、本丸より一段下がった南には旧鳥羽小学校、家老屋敷跡の南には鳥羽市役所や市民文化会館が建設されました。

 

三重県で城跡巡りをする際の楽しみ方

三重県で城跡巡りをする際の楽しみ方は、以下の3つです。

  1. 地域の特性や歴史を理解しておく
  2. 御城印を集める
  3. 現存する天守や石垣などを見る

 

楽しみ方①:地域の特性や歴史を理解しておく

地域の特性を理解しておくと、城を中心に発展した城下町の景観など多角的な角度から城跡を楽しめます。
三重県は5つのエリアに分類されており、それぞれの特性の違いは以下のとおりです。

エリア 特徴
北勢エリア
  • 高速道や鉄道などが整備されているため、人口の多い市町が集まっている
  • 旧東海道沿いには古い町並みも残っている
伊賀エリア
  • 伊賀上野城と周辺の城下町が残っているため、歴史的な風情が感じられる
  • 利便性もよく関西圏を通勤・通学する人も多い
中勢エリア
  • 行政の中心地で、交通網が整備されている
  • 農業や林業、畜産業も盛んなため、都市機能と自然の両方の良さを兼ね備えている
伊勢エリア
  • 海と里山での暮らしなど、多様な暮らしを実現できる
  • 伊勢神宮があることで知られている
東紀州エリア
  • 海と雄大な山に囲まれており、ハイキングやカヌーなどさまざまなアウトドアを楽しめる
  • 林業などの一次産業が発展していることでも知られている

 

三重県内でも、エリアによって特性が異なるため、土地柄と城跡の歴史を理解したうえで訪れるとよいでしょう。

 

楽しみ方②:御城印を集める

御城印とは、城名やゆかりのある城主の家紋などの印を半紙に押したものです。
登城の記念にもらえる場合もあるため、記念として集めると城跡巡りの楽しさが増します。

御城印は、本記事で紹介した津城跡や亀山城跡、田丸城跡などほとんどの場所でもらえます。
三重県では、城郭めぐりスタンプラリーも行っており、参加すると三重県の特産品などが当たるキャンペーンも実施しているので、ぜひ挑戦してみましょう。

※こちらは、2025年7月時点の情報です

引用元:公益社団法人 三重県観光連盟|2025年三重県城郭めぐりスタンプラリー🏯歴史ロマンあふれる三重の城跡を巡ってスタンプを集めてグルメ賞品に応募しよう!

 

楽しみ方③:現存する天守や石垣などを見る

城跡巡りをする際は、現存する天守や石垣などを見るのも楽しみ方の1つです。
重機などのない当時の技術を目の当たりにできるのが、城跡巡りの魅力といえます。

工法は城跡によって異なり、たとえば松坂城跡では算木積みが使われていました。
しかし、田丸城跡は野面積みと呼ばれる工法を使用しており、積み上げ方にも違いがあります。
現存物によっても構造に違いがあるため、じっくり観察するのもよいでしょう。

 

三重県で城跡巡りを楽しんだ後は湯の山温泉でホッと一息

城跡巡りを楽しんだあとは、三重県の湯の山温泉に浸かってゆっくりするのがおすすめです。
湯の山温泉は三重県の北部にあり、名古屋駅からのアクセスに優れています。

湯の山温泉は鈴鹿山脈の一つである御在所岳の麓にあり、御在所ロープウェイを使って片道登山をすることもできます。
御在所岳の標高は1,212mで低山に該当し、体力にあまり自信がない方でも登頂可能です。

湯の山温泉には15ほどの旅館やホテルがあり、施設によって源泉が異なるのも魅力的。
日帰り入浴にも対応しているので、湯めぐりを満喫するのもおすすめです。

 

湯の山温泉のおすすめホテル・旅館

湯の山温泉には、コンセプトの異なるホテルや旅館が合計15ほど立ち並んでいます。
おすすめホテル・旅館は、以下のとおりです。

  • ホテル湯の山
  • アクアイグニス片岡温泉
  • 旅館寿亭
  • 鹿の湯ホテル
  • 彩向陽

ファミリー向けやカップル向け、登山者向けなど、目的によって利用するホテル・旅館を絞り込むと宿泊先選びに迷わないでしょう。

以下の記事では、湯の山温泉のホテル・旅館の選び方について解説しています。

【関連記事】湯の山温泉の旅館・ホテルの選び方

 

湯の山温泉で宿泊するならホテル湯の本

ホテル湯の本は御在所ロープウェイ乗り場から徒歩30秒の距離にあり、城跡巡りを満喫した後に立ち寄るにはピッタリです。

露天風呂からは雄大な鈴鹿山脈はもちろん、四日市市街や名古屋市街を一望できます。
伊勢海老や松阪牛など、三重県を代表する食材をふんだんに使用したコース料理を堪能できる各種宿泊プランもご用意。

宿泊するほどの時間がない方には、お部屋で昼食をとれる、入浴つきの日帰りプランもおすすめです。
湯の山温泉を観光する際の拠点としても利用できるので、御在所ロープウェイや御在所岳を訪れる際は、ホテル湯の本をぜひご利用ください。
ホテル湯の本の正確な位置は、こちらのGoogleマップでご確認いただけます。

湯の山温泉の歴史について知りたい方は、以下の記事をあわせてチェックしましょう。

【関連記事】湯の山温泉にはどんな歴史が?泉質やおすすめ観光スポット・ホテルも解説

 

まとめ:歴史あふれる三重県で城跡巡りを楽しもう

三重県にあるおすすめの城跡をおさらいしましょう。

  • 津城跡【津市】
  • 亀山城跡【亀山市】
  • 松坂城跡【松阪市】
  • 赤木城跡【熊野市】
  • 田丸城跡【玉城町】
  • 桑名城跡【桑名市】
  • 鳥羽城跡【鳥羽市】

三重県には多種多様な城跡があり、工法や形状も異なります。
また、城跡巡りとあわせて御城印を集めるのも楽しみ方の1つです。

本記事を参考にしながら、三重県の城跡スポットを検討してみてください。

御在所ロープウェイ乗り場から徒歩30秒の距離にあるホテル湯の本では、お客さまのニーズに合わせたさまざまな宿泊プランをご用意しています。
城跡巡りをする際は、ホテル湯の本をぜひご利用ください。

【関連記事】三重県にある桜の名所12選!桜祭りが楽しめる人気スポットも紹介!
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この記事の
監修者

伊藤

伊藤

御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。

YouTubeにて、
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