お役立ちコラム
三重県にある桜の名所12選！桜祭りが楽しめる人気スポットも紹介！
桜は菊とならび日本の国花といわれ、春の訪れを象徴する美しい花です。
平安時代から桜の時期はお花見やお祭りが盛んに行われ、昔から現代も変わらず、私たちの心を癒してくれています。現在も全国さまざまな場所でお花見や桜祭りが開催されていて、三重県でも桜の時期は、県内外からたくさんの花見客で賑わいます。
日本で、多く植えられているソメイヨシノは花を咲かせる期間が短いことでも知られています。ぜひ、開花時期や桜が咲いている場所などを事前に調べて、美しい桜を楽しんでください。
この記事では自然豊かな三重県にある桜の名所や桜祭りが行われている人気スポットを紹介していきます。
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三重県にある12の桜の名所を紹介
それでは、三重県にある桜の名所12選を紹介していきます。
自然豊かな三重県には、桜の美しい風景が観られる場所がたくさんあります。どの名所も、自然の緑や海、情緒あふれる史跡とのコントラストで、感動を呼ぶ風景です。
三重県には、桜祭りでにぎやかに桜を楽しむところや、穴場といわれる静かに花見を楽しめるところもありますので、桜の楽しみ方で場所を選んでくださいね。
それではそれぞれの桜の名所を詳しく見ていきましょう。
桜の名所①：湯の山温泉の桜（三重郡）
湯の山温泉は、雄大な御在所岳の麓に広がる温泉郷で、春は桜、秋は紅葉と、日本らしい四季折々の景観が観られます。
桜の時期は御在所ロープウェイ駐車場や近鉄湯の山温泉駅に続く渓流沿いなど桜が見られ、そのソメイヨシノの見ごろが終わるころ、山桜が咲くので、長い間桜が楽しめる場所です。
湯の山温泉から、御在所岳の山頂付近まではロープウェイで繋がっていて、山肌がピンク色に染まる様子をロープウェイから鑑賞できます。
桜の時期はロープウェイからの桜を楽しみたい観光客で賑わっている湯の山温泉は、温泉に浸かりながら桜を観られる桜の名所です。
以下の記事にも、桜が見られるおすすめスポットが掲載されていますので、参考にしてください。
【関連記事】湯の山温泉周辺で桜が見られるおすすめスポット5選！見頃や咲いている種類は？
引用元：湯の山温泉
桜の名所②：上野公園（伊賀市）
次に紹介するのは伊賀市の上野公園です。
上野公園内には別名「白鳳城」と呼ばれる美しい上野城があり、俳聖殿、忍者屋敷などの歴史情緒ある史跡と桜が一緒に楽しめると、県内外からたくさんの人が訪れます。
上野公園内に植えられている桜は400本。桜の時期は夜にライトアップされ、昼とは違った幻想的な景色も人気の桜の名所です。
引用元：上野公園
桜の名所③：なばなの里（桑名市）
ナガシマリゾートにあるなばなの里は、300本の河津桜が、中央の池を中心に観られ、他の名所より早く桜が楽しめる桜の名所です。
河津桜は3月初旬ごろ見ごろを迎え、大きくてピンク色の花が特徴です。一ヶ月ほど花を咲かせますので、3月下旬ごろになるとソメイヨシノと一緒に楽しめるかもしれません。
チューリップの咲く花ひろばは、ソメイヨシノとチューリップが一緒に楽しめる美の競演が人気のスポットです。
他にもたくさんの種類の桜や桃、梅などいっぱいの花が楽しめます。なばなの里では2月下旬から7月まで花まつりを開催しています。
引用元：なばなの里
桜の名所④：レッドヒル ヒーサーの森（津市）
次に紹介するのはレッドヒルヒーサーの森です。
四季折々の風景が楽しめる里山庭園で、季節とともに移り変わる花々を楽しめます。日本の花木だけではなく、世界のスケールの大きい花木なども植樹されているレッドヒルヒーサーは、行くだけで心をリラックスさせてくれるでしょう。
エントランスを抜けて登り坂を登っていくと、さくら坂の桜がお出迎えをしてくれ、そこを抜けると桜の名所、さくらの広場に到着。
そちらの広場ではソメイヨシノだけでなく、八重咲きのショウゲツや、花弁が黄色のウコン桜など、珍しい桜も咲いています。
引用元：レッドヒルヒーサーの森
桜の名所⑤：伊勢神宮（伊勢市）
伊勢神宮内宮の宇治橋近くの湖畔から五十鈴川に沿って観られる、約200本のソメイヨシノの並木は「五十鈴川堤の桜」として有名です。
桜の開花時期に合わせて、五十鈴川桜まつりを開催。昼間は屋台の出店が並び、夜はライトアップして、幻想的な雰囲気の桜を楽しめます。
他にも、内宮と外宮の間にある神宮の博物館や、伊勢神宮内宮の入り口付近でも、見ごたえのある桜が満開になります。桜の季節には見どころの多い伊勢神宮に、ご参拝に来てみてください。
引用元：伊勢志摩観光ナビ｜五十鈴川堤の桜
桜の名所⑥：三多気（津市）
次に紹介するのは、「日本さくら名所100選」にも選定された津市の三多気です。山に囲まれた自然ゆたかな場所にある三多気は、うぐいすのさえずりが聞こえるほどのどかで、ここにいるだけで癒されます。
国道368号線から真福院の山門の約1.5kmの歩道にあるのが、国の名勝地に指定された桜並木。普段は静かですが、桜が咲くころは桜まつりが開催され、屋台が並んだり、たくさんの花見客で賑やかになる通りです。
その桜並木だけでも見ごたえはありますが、三多気の棚田に映る桜はまた風情があり、絶好の写真スポットとなっています。
引用元：津市観光協会公式
桜の名所⑦：宮川堤の桜並木（伊勢市）
次に紹介するのは、江戸時代から桜の名所として親しまれてきた歴史ある、宮川堤の桜です。
川沿い1㎞にも及ぶ桜並木は、「日本さくら名所100選」にも選定されている県の名勝地。宮川堤の公園の芝生には、県内外からたくさんの花見客が訪れ、桜を楽しんでいます。
桜の時期に行われるライトアップの圧巻の美しさをぜひ一度見てみてください。
引用元：三重フォトギャラリー
桜の名所⑧：偕楽公園（津市）
津市の桜の名所、偕楽公園（かいらくこうえん）には、1000本のソメイヨシノが咲きほこり、ツツジとのコントラストは目の保養になる美しさです。
桜の時期には春祭りが開催されていて、多くの花見客で賑わいます。昼は出店が並び、夜はぼんぼりが点灯されて昼とは違う趣のある景色を味わえますので、ぜひ桜の時期に行ってみてください。
自然の丘陵斜面にはさまざまな種類の花木が植えられていて、そうした花木と一緒に桜を楽しむこともできます。
引用元：観光三重 津偕楽公園
桜の名所⑨：青蓮寺湖畔の桜（名張市）
青蓮寺湖畔とは、青蓮川のダムによってできた人工の湖です。周辺には公園やテニスコートもあり、豊かな自然の中でバードウォッチングやバスフィッシングなどを楽しむことができます。
桜の季節には600本もの桜が湖畔周辺を咲き彩り、湖面に映える様は壮観。山間にあるので、市街地の桜が少し散り始めた頃に見ごろを迎える桜の名所です。
引用元：名張市｜青蓮寺湖
桜の名所⑩：鳥羽城跡 城山公園（鳥羽市）
伊勢市の城山公園は、標高40mの高台にあり、天守閣の石垣なども残っている鳥羽城の跡地です。わずかに残る面影には風情を感じさせられます。
城山公園からは鳥羽湾が一望でき、ここでみる桜は鳥羽湾の美しい景色と一緒に楽しめると人気です。桜の薄ピンクと海の青のコントラストがとても美しい桜の名所。
桜の時期には鳥羽湾や歴史風情ある石垣と、一緒に桜が楽しめるとして多くの花見客で賑わいます。
引用元：伊勢志摩観光ナビ
桜の名所⑪：依那古木津川堤（伊賀市）
次に紹介するのは、伊賀市の木津川の堤防沿いに1.5kmにわたり、150本もの桜が植えられている依那古木津川堤です。
そしてこの依那古木津川堤にはもう一つの名物があります。それは『案山子』です。農作業姿や、清掃作業、子どもが遊んでいる姿など、本当に人のように見えます。ぜひそれも楽しんでみてください。
夜は桜のライトアップに加え、LEDや提灯なども設置され、夜桜と光の饗宴が楽しめます。幻想的なムードの中でお花見が楽しめる桜の名所です。
引用元：伊賀ぶらり旅
桜の名所⑫：龍王桜（津市）
最後に紹介するのは、長徳寺境内に植えられた龍王桜です。
樹高3mの低木で、盃状の形をしているのが特徴です。花と葉が同時に出る珍しい種類の桜で、三重県の天然記念物に指定されています。
山桜より遅く、4月下旬に開花しているので、桜の時期が終わった頃に訪れてみてくださいね。貴重な龍王桜は一目見る価値ありの桜です。
引用元：津市｜龍王桜
三重県の桜の開花時期は？
例年、三重県内に多く咲いているソメイヨシノは3月下旬ごろ、見ごろを迎えています。そのソメイヨシノが少し散り始めたころ、山桜が見ごろを迎えるようです。
桜は種類によって咲く時期は異なりますが、だいたい3月上旬から、4月下旬が桜の見ごろといえます。
ソメイヨシノの開花時期は、桜の時期になると天気予報とともに予想されていますので、桜開花予測などをチェックするといいでしょう。その年の桜の見ごろの日程を教えてくれます。
桜を観た後は旅館で憩いのひとときを
桜を観て癒された後は、温泉に浸かって癒されるのはいかがでしょうか？桜の名所1つ目に紹介した湯の山温泉では、桜を観ながら浸かれる温泉があることが魅力です。
御在所岳を結んでいる御在所岳ロープウェイの山麓駅から徒歩1分のところに「ホテル湯の本」があります。ホテル湯の本の露天風呂から観える、ピンク色に染まった美しい山桜と雄大な御在所岳のコントラストの素晴らしい眺めは、日々の喧騒を忘れ、くつろぎのひとときを楽しめるでしょう。
ホテル湯の本の露天風呂からは美しい名古屋の街が見えます。夜景を楽しみながらゆったりするのはいかがですか？
ホテル湯の本では、宿泊プランの他に日帰りプランも用意しています。ぜひ、桜と温泉、両方を充分に堪能していってくださいね。
まとめ：三重県の桜の名所について
三重県にある桜の名所12選と見どころ、桜まつりの開催されているところをご紹介しました。
桜は咲くときは一気にピンクの美しい花を咲かせ、あっという間に散ってしまうものです。開花時期も場所によって異なりますので、下調べをして桜の満開の時期に行くことをおすすめします。
青い空、青い海、草木の緑と、薄ピンクの桜のコントラストは、1年のうち、わずか1週間しか見れない貴重な景色です。ぜひ、この時期を逃さず、桜の満開の時期に合わせて、三重県の自然豊かな風景と美しい桜を楽しんでください。
そして、桜の時期に湯の本温泉に来たときは、ホテル湯の本の温泉で桜と御在所岳を観ながら温泉に浸かりましょう。絶景露天風呂から見える名古屋の街もおすすめですよ。
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この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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