お役立ちコラム
ロープウェイから樹氷を観測?冬の絶景を楽しめるおすすめ観光スポット6選
天候や地形など、さまざまな条件をクリアした場所でしか観賞できない樹氷。
国内で樹氷を見られるのは限られており、観光やツアーで見に行くにあたり、アクセスしづらい場合もあります。
この記事では、ロープウェイで樹氷を見に行ける、おすすめの観光スポットを4か所紹介しています。
各スポットの魅力や特徴、アクセスなどをまとめました。
雪上車やゴンドラで樹氷を観賞できる観光スポットも2か所紹介しているので、冬季の旅行を計画する際の参考にしてください。
目次:項目選択でジャンプします ▼御在所ロープウェイまで徒歩1分!“ホテル湯の本”の日帰りプランはこちら
ロープウェイで手軽に樹氷を観測できるおすすめ観光スポット
ロープウェイで手軽に樹氷を見られる、おすすめの観光スポットは以下の4か所です。
おすすめ①:蔵王ロープウェイ【山形県】
蔵王ロープウェイは、山形市蔵王温泉の蔵王山麓駅、樹氷高原駅、地蔵山頂駅を結んでおり、国内で樹氷を観賞できるスポットとして最も知名度が高いです。
蔵王山麓駅と樹氷高原駅をつなぐ山麓線の所要時間は約7分、樹氷高原駅と地蔵山頂駅をつなぐ山頂線は約10分となっています。
樹氷高原駅から地蔵山頂駅の周辺は樹氷に囲まれ、幻想的な空間が広がります。
ロープウェイの窓から辺り一面に広がる樹氷を観賞できるだけでなく、樹氷群を間近で見ることも可能です。
期間限定で樹氷のライトアップも実施しており、日中の風景とは異なり、より神秘的でロマンチックな絶景を堪能できます。
住所 | 山形県山形市蔵王温泉229-3 |
アクセス | ・山形駅からバスで約45分 ・東北自動車道「山形上山IC」から約20分 |
URL | https://zaoropeway.co.jp/summer/index.php |
おすすめ②:大雪山旭岳ロープウェイ【北海道】
北海道上川郡東川町にある大雪山旭岳ロープウェイは、北海道の最高峰である旭岳にアクセスでき、樹氷の森を観賞できます。
大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅から姿見駅までの所要時間は約10分。
冬期は20分間隔で運行しています。
標高が上がるにつれて樹氷の姿が見えるようになり、姿見駅からは樹氷だけでなく、雲海が見られることも。
大雪山旭岳は、日没前後に太陽と同じ、または少し広く現れる光の柱のような「サンピラー」を観賞できる場所としても有名です。
樹氷だけでなく、雲海やサンピラーといった珍しい自然現象を観測できるので、さまざまな絶景を満喫したい方には特におすすめです。
住所 | 北海道上川郡東川町旭岳温泉 |
アクセス | ・JR旭川駅から約1時間10分 ・道央自動車道「川鷹栖IC」から約1時間30分 |
URL | https://asahidake.hokkaido.jp/ja |
おすすめ③:八甲田ロープウェー【青森県】
青森県青森市にある八甲田山は日本三大樹氷の一つに数えられ、八甲田ロープウェイを利用すると手軽にアクセスできます。
ロープウェイの所要時間は約10分、運転間隔は15〜20分です。
ロープウェイの窓から樹氷を観賞できるのはもちろん、山頂に到着した後は、スキーで滑走しながら間近で樹氷を見ることもできます。
なお、八甲田山の樹氷は、春になると黄砂の影響で黄色味を帯びてしまいます。
八甲田山の樹氷を観賞したい方は、1〜2月頃の訪問がおすすめです。
住所 | 青森県青森市荒川寒水沢1-12 |
アクセス | ・JR青森駅からバスで約1時間 ・東北自動車省「黒石IC」から約35分 |
URL | https://hakkoda-ropeway.jp/ |
おすすめ④:御在所ロープウェイ【三重県】
三重県菰野町にある御在所ロープウェイは、中部エリアで樹氷を観測できる数少ないスポットです。
ロープウェイの乗車時間は約15分で、終着駅の山上公園駅から御在所岳山頂へは、徒歩または観光リフトでアクセスできます。
御在所岳の樹氷は12月下旬から3月上旬頃まで観測され、山上公園の一帯で見られる機会が多くなります。
ほかにも、朝陽台広場や観光リフト山頂駅付近などのエリアでも樹氷を観賞できるので、山頂付近を散策してみるとよいでしょう。
以下の記事では、御在所岳で樹氷を見られる時期や注意点などを詳しく解説しています。
【関連記事】御在所岳で樹氷が見られる時期は?アクセスや注意点を解説
住所 | 三重県三重郡菰野町湯の山温泉 |
アクセス | ・近鉄湯の山温泉駅からバスで約10分 ・新名神高速道路「菰野IC」から約10分 |
URL | https://www.gozaisho.co.jp/ |
御在所ロープウェイで樹氷を満喫した後は湯の山温泉へ
御在所岳の麓には湯の山温泉の温泉街があり、御在所ロープウェイに乗車して樹氷を観賞した後に日帰り温泉を利用することもできます。
湯の山温泉には計15ほどのホテルや旅館があり、施設によって源泉も異なるので、湯めぐりして泉質の違いを楽しむのもおすすめです。
また、湯の山温泉には冬期限定の郷土料理「僧兵鍋」があるので、温泉とセットで満喫して、樹氷観賞で冷えた身体を芯から温めるプランにしてもよいでしょう。
以下の記事では、湯の山温泉の泉質や効能などについて詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
【関連記事】湯の山温泉の泉質は?由来と効能・おすすめの旅館と周辺スポットも紹介
湯の山温泉ならホテル湯の本
ホテル湯の本は、御在所ロープウェイ乗り場から徒歩30秒の距離にあり、樹氷観賞の拠点としてもおすすめです。
宿泊者専用の駐車場もあるため、車の駐車場所に困ることもありません。
露天風呂からは雄大な鈴鹿山脈を間近に感じられるだけでなく、四日市市街や名古屋市街を一望できます。
松阪牛や伊勢海老といった三重県の食材をふんだんに使用したコース料理を堪能できる、さまざまな宿泊プランもご用意。
宿泊するほどの時間が取れない方には、お部屋で昼食を食べられる入浴つきの日帰りプランがおすすめです。
御在所ロープウェイで樹氷観賞される際は、ホテル湯の本をぜひご利用ください。
雪上車やゴンドラで樹氷を観測できるおすすめ観光スポット
ロープウェイではなく、雪上車やゴンドラから樹氷を見られるおすすめの観光スポットを2か所紹介します。
おすすめ①:マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ【宮城県】
マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわは、蔵王の樹氷を宮城県側から満喫できるおすすめスポットです。
マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわでは、快適な暖房を完備した雪上車に乗って樹氷を観賞できます。
横向きベンチシートのスタンダードクラスと前向き独立シートのデラックスクラスがあり、小さなお子さまはもちろん、ご年配の方まで安全に標高1,600m付近の樹氷原まで行くことが可能です。
なお、宮城県側から見られる樹氷は「荒々しく男性的」と称され、山形県側は女性的で丸みを帯びているのが特徴として挙げられます。
住所 | 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字 倉石岳国有林内ゲレンデハウス |
アクセス | ・東北自動車道「白石IC」から約30分 ・東北自動車道「仙台宮城IC」から約50分 |
URL | http://www.zao-sumikawa.jp/spot/ |
おすすめ②:森吉山【秋田県】
森吉山は秋田県北秋田市に位置しており、日本三大樹氷の一つです。
森吉山の樹氷は「森吉山阿仁(あに)スキー場」で観賞でき、ゴンドラで山頂駅に向かう必要があります。
森吉山阿仁スキー場はアクセスしづらい点がネックである一方、さほど混雑していないため、樹氷をのんびりと観賞できます。
ゴンドラの乗車人数は6名となっていますが、混雑時でも待ち時間が短く、ゴンドラに1人で乗車することも可能です。
ゴンドラの終着駅から5分ほど登った先には樹氷群が広がり、歩いて樹氷を観賞できます。
住所 | 秋田県北秋田市阿仁鍵ノ滝79-5 |
アクセス | ・秋田新幹線「角館駅」下車、秋田内陸縦貫鉄道で約1時間30分 ・東北自動車道「盛岡IC」から約2時間15分 |
URL | https://www.aniski.jp/ |
樹氷を観賞する際の注意点
樹氷を観賞する際は、最大限の防寒着を用意するのはもちろん、紫外線対策のサングラスや、スノーシュー・トレッキングポールをはじめとするスノーハイクに関する装備も欠かせません。
山頂付近は氷点下10℃を下回ることも多く、荒天時は体感温度がさらに下がります。
ロープウェイに乗車するまでの待ち時間も想定すると、カイロを携帯しておくことをおすすめします。
樹氷の観賞にあたっては、樹氷を傷つけないよう細心の注意を払うとともに、柵やロープなどが張られたエリアには入らないようにしましょう。
まとめ:ロープウェイから樹氷を眺めて冬の旅行を楽しもう
ロープウェイを使って樹氷を観賞できる、おすすめの観光スポットをおさらいしましょう。
- 蔵王ロープウェイ【山形県】
- 大雪山旭岳ロープウェイ【北海道】
- 八甲田ロープウェー【青森県】
- 御在所ロープウェイ【三重県】
ほかにも、雪上車やゴンドラに乗車して樹氷を見られる場所もあります。
本記事の内容を参考にしながら、冬の樹氷観賞ツアーを計画してみてください。
御在所ロープウェイ乗り場から徒歩30秒の距離にあるホテル湯の本では、お客さまのニーズに合わせたさまざまな宿泊プランをご用意しています。
御在所岳の樹氷を観賞する際は、ホテル湯の本をぜひご利用ください。
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この記事の 伊藤 御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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